投資

株式投資での手痛い失敗!? 『塩漬け』とその回避法とは?

■塩漬けとは?

購入した株が値下がりしてしまい、売るに売れなくなってしまった株のことを「塩漬け株」と言います。

 

塩漬け株がよくないところは、株価が買値まで戻ってくることがいつなのかわからないこともありますし、ときには2度と戻ってこないこともあります。
それは意図したものではなく、「失敗」の結果です。

 

 

■何故塩漬けはいけないのか?

◎塩漬け株は資金効率を悪化させる

塩漬け株を持っていることによる最大のデメリットは、投資資金まで塩漬けにしてしまうということです。

 

仮に、投資資金が100万円で、50万円で買った株が塩漬けになってしまえば、残り50万円しか余力がなくなってしまいます。

 

もし投資資金が50万円なら、もうなにもできなくなってしまいます。
そうこうしているうちにも相場は動いており、絶好のチャンスが巡ってくることもあります。

塩漬け株は、資金効率を悪化させ、含み損だけでなく機会損失という損失をもたらすものだと認識するべきです。

◎塩漬け株は精神的なストレスとなる

塩漬け株は投資資金を圧迫するだけでなく、精神的にもストレスとなります。

 

上がっては下がるを繰り返し、いつ見ても一向に含み損がなくならない塩漬け株は、損失が広がる不安を常に抱かせ、その株を見るだけで気分が憂鬱になってしまいます。

 

その精神的なストレスが投資行動全体に影響し、なんとか挽回しなければという思いから、冷静な判断ができなくなってしまう可能性もあります。

 

 

■塩漬けと思ったらそこで失敗

株式購入後に株価が下がってから、長期的な成長を狙っているから心配ない、あるいは配当のインカムゲインが目的としているといった理由をつけて、失敗を認めたくない気持ちはわかります。

 

もちろん長期的な成長や配当を狙っているのですから長期保有株として株を買い、結果的に株価が下がることもあるでしょう。

 

ここで重要なことは、その株を購入した根拠が崩れていない、あるいは事前に想定していた値動きの範囲内だというのであれば、まだ失敗といってしまうのは早いかもしれません。
そのうち株価が戻ってくることもあります。

 

しかし、本来利益を得ようとしていたタイミングではないなら、それはたまたまであり、失敗にかわりありません。

 

むしろ株価が戻って来ない、あるいは数ヶ月・数年先ということのほうが多く、ズルズルと損失が拡大していき、ますます売れない悪循環に陥るというのが典型的なパターンです。
確実に決断して損切りをしてその資金で他の金融商品を買いお金を回すべきです。

 

 

■塩漬けパターンの例

①株価が上がると思って株を買う

②予想に反して、株価が下がる

③さらに株価が下がる

 

ここで失敗したかなと思いつつも、株価が戻ることを期待して持ち続ける

④株価がからに下がる

 

完全に失敗したと思っているが、損失が大きくなりすぎて売るに売れない

 

①〜②までは銘柄の選択が間違っていなかったとしても起こり得ることです。
株価が変動するものである以上、仕方ありません。

 

しかし、問題なのは③の段階で株を持ち続けたことです。
このとき株を売っていれば、ある程度の損失は覚悟しなければなりませんが、塩漬け株はできません。

 

 

■塩漬け株を持ち続けてしまう訳

○購入した株は一時的に値下がりしているだけで、業績や成長性からみれば値上がりするはずだと信じているパターン

外部要因などによって相場全体が下げていることが原因で株価が下がっているのかもしれません。

しかしこのような場合にも、基本的に購入前に損切りラインを設定しておくべきであり、そのラインを下回れば一旦損切りを行うということが、リスク管理の面では重要になります。

 

○含み損は発生しているけど、売らなければ損失は確定しないというパターン

損切りが必要だという意識はあるものの、損失や失敗を認めたくない人間の心理が勝ってしまったことによって起こります。

 

この場合には、購入前に損切りルールを設定し、そのルールに機械的に従うようにして売買に感情を持ち込まないことを徹底することで、塩漬け株ができることを防ぐことができます

 

■塩漬け株への対処方法

①塩漬けになっている株を売る

潔く損切りをすることで損失は確定することになりますが、それ以降損失が拡大することはなくなり、売却代金は現金化されて新たな投資資金となるというメリットがあります。

 

②塩漬け株を損切り+新規買いする

塩漬け株の損切りを行うことを前提として、その売却代金で新たに株を購入してしまうこと、株価が下がっている、

 

あるいはいつまでもくすぶっている塩漬け株が値上がりするのを待っているのではなく、もっと株価が上がりそうな銘柄に乗り換え、塩漬け株による損失分プラスアルファのの利益を狙うという方法です。

 

③塩漬け株は長期保有株として持ち続ける

買値よりも株価は下がってしまい、すぐには株価が回復する見込みはないものの、長期保有する価値が見出せる塩漬け株への対処法です。

 

この方法は塩漬け株を損切りできない理由づけと紙一重であるため、客観的な判断で行うことが重要になります。

 

◎長期保有する価値が見出せるかどうかの判断基準は以下の通り
  • 安定した高い配当のある銘柄どうか
  • 株主優待のある銘柄かどうか
  • 現在の株価であれば買ってもいいと思える銘柄かどうか

 

高配当銘柄や優待銘柄は一般的に株価が下がりにくい傾向があり、配当金や優待品によって少しずつ株価の値下がり分を補填し、長期保有によって損失を軽減することも期待できます。

 

また、自分の買値ではなく現在の株価を基準にして、客観的な判断で買っても良いと思えないような銘柄は、今後さらに値下がりする可能性が高いと言えます。
そのため、いくら配当や株主優待があるといっても、早めに損切りするべきです。

 

 

■塩漬け株貸し株サービスを利用する

○貸し株サービスとは

信用売りの取引をする際には、株券を借りて取引所で売り、それを後から買い戻して返却するというモノ。この時に株券を供給するためのサービスです。

 

貸株サービスはほとんどの証券会社にあるサービスなので、口座をお持ちの証券会社に塩漬けとなっている株を貸し出すと金利を得ることができます。

 

配当金や株主優待以外にも金利が受け取れるので、非常にお得なサービスです。
銘柄によっては、1%以上の金利がつくものもありますが、貸株の対象にならないものもありますので、注意が必要です。

 

また、証券会社によって、細かいサービス内容が異なるので、実際の運用にあたっては、証券会社のホームページなどでしっかり内容を確認しましょう。

 

 

■まとめ

損失を確定してしまうこと失敗を認めたくないという気持ちはわかりますが株のトレーダーとしては塩漬けをすることはあり得ない行為です。

 

塩漬けにさせないためにも必ず出口を決めておくこと売るポイントや、タイミングを決めておくことがとても大切で重要なことです。

 

株式投資は株を買うことよりも売る時の方が難しいと言われています。
塩漬けに対しての理解がないとそのままにしてしまい投資からも撤退することになってしまいます。

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